投資信託の基礎知識をしっかり学んでおきましょう。
投資信託は、証券会社など販売会社が投資家から資金を集めます。そして、委託会社(運用会社)の運用のプロであるファンドマネージャーが、株式や債券などに投資して得られた利益を投資家に再分配するという仕組みの金融商品です。
投資信託の一つの商品のことを「ファンド」と呼びます。また「投信」と略されることもあります。
2003年〜2008年の5年間で、投資信託の残高は約3.8倍にも伸びている(株式公募投信追加型の場合)、人気の金融商品です。
個人で海外の株式や債券に投資するのは難しいですが、投資信託なら簡単に始めることができます。また、投信なら先進国から中国・インドといった急成長をとげている新興国まで、少額から分散投資できます。
1.証券会社などに口座開設
投資信託を扱っている証券会社・銀行などの金融機関に口座開設します。手数料・サービスは各社異なります。
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2.投資信託を選ぶ
リスク・リターンの程度や投資先地域、投資する金融商品(株式・債券・不動産など)、手数料や信託報酬といったコストなど、しっかり比較・検討して投信を選びましょう。
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3.運用
プロに運用を任せたからといってほったらかしにせず、月に1度など定期的に基準価格・騰落率などをチェックしましょう。投資信託は基本的に中・長期でファンドの資産を増やすことを目的としているため、すぐに解約せず長期運用するのがおすすめ。
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4.解約
保有している投資信託は解約・換金が可能です。投資信託は換金性の高さもメリットの1つです。解約請求と買取請求の2つの方法があります。